草刈り(その1)

ジーマミーの岡山濃厚農耕記

※このコンテンツは濃厚ノーカー(農家)、記者ジーマミーが綴るWeb屋から農家へ転身真っ最中ブログです。

都会暮らしで未経験、そしてビジネスの可能性

育ってきた環境が違うから価値観は否めない。どこかで聞いたことのある野菜がタイトルの唄。その通り都会で生まれて50年、草刈りなんて公園とか河川敷で見かける程度、自分の生活には関係なかったのです。

岡山に来て驚いたのはゴールデンウィークあたりのホームセンターには「雑草の季節到来!草刈り特設コーナー」や「マキタ電気式草刈り機(刈払い機)体験イベント」など、草刈りに対する熱量が凄いのです。「ゼノア」というかなり高額のプロ御用達メーカーや、様々な「草刈機用替え刃(チップソー)」の種類があります。アマゾンで「草刈り 替え刃」と検索すると、まるで「殺傷能力を持つベイブレード」のような商品写真が表示されます。

借りた圃場は約400坪。当然草だらけ。特に痩せた土壌レベル1の基準とされる「セイタカアワダチソウ」が埋め尽くしてました。この雑草、昭和のある時期に全国で問題になった程の草。しかも種だけでなく地下茎を伸ばし、見えてる地面を刈っても土中に残る地下茎からまた成長する厄介者。

周囲はトラクターで根こそぎほじくり返して整地済み。田んぼに水が入る日までに刈る必要がありました。

何の知識もない。当然「草刈り代行」で検索。結果は沢山出てきます。とりあえず一番上をクリック。ユーザーになって理解できました。なぜリスティング広告に出稿したり、SEOで上位表示を狙うのか…… 電話を掛けて見積もってもらいました。結果は「400坪の草刈り6万円。草の処理費用は400坪でしたら2tトラックでは無理、4tになるので3万円。計9万円です。」 …… 。無理です。たまにポストに投函されてる「水道のトラブル マグネット」と同じ匂いを感じました。自分で刈るしかありません。

アキレスの腱というか例えようのない壁

10年前にひっくり返った後、心身共に過敏になってしまい、テレビでは民放テレビ局の効果音やテロップ、CMとの音量差を受け付けなくなり、ほぼ一定のNHKやディスカバリーTVなどの静かな番組しか見れなくなりました。そして「希死念慮」。これって人によって違いはあるのですが自分の場合、「高い場所にいると引き寄せられる」「刃物を見るといけない衝動に駆られる」傾向があります。自分で料理をするのですが、大きな包丁は使えない(見れない)ので「フルーツナイフや子供用包丁」を使用しています。

悩みました。歯がむき出しの草刈機です。自分に合ったモノはどれなのか…… アマゾンとYouTube で慣れようと沢山見ました。 使用上の注意には「石や破片が身体に飛んでくることがありますのでゴーグル、エプロンなどを着用してください」など怖い事が記載されています。無理です。圃場の状況がどうなってるのか、雑草の下部や草刈機で切れるのかも把握してない。世の中には自分のやりたい事が全て叶う専用機「ハンマーナイフモア」という草を刈ってある程度の大きさに刻んでくれる優れものもありますが20万くらいするのでこれも無理。高い。このハンマーナイフモア、雑草を緑肥として漉き込みたいので最高の機械なのです。いずれ買います。

1メートルほどの高さに生い茂る雑草を3段階の高さで刈るのに草刈機では危険すぎる。いつものようにアマゾンを探しているとありました。「ヘッジトリマー」。生垣を整えたりするバリカンです。歯がスライドするので恐ろしいベイブレードより安心そうです、当然国産メーカー。エンジン式をホームセンターで買いました。

虎視眈々

この時点では雑草の事に気をとられていて、大阪から追っかけてきた「あの神」が新たなイベントの準備に取り掛かっているとは知る由もありませんでした。

神はきっとドSです。

〈つづく〉

この記事を書いた人
ジーマ ミー

岡山濃厚農耕記、濃厚ノーカー(農家)記者ジーマミー。Web屋から農家へ転身真っ最中。

〜インスタのプロフィール〜
セミリタイア。「漁師とコンサル」なら「漁師」。岡山住民。日々適当に生きてます。農業するために気長に奮闘中、不定期にこのブログを間借りして近況報告中。主に、近所と畑と空をアップしてます。

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