零細ミニミニ経営者こそ「お給料は精一杯高く払いましょう」の真実。

Re-40「RE党」

経営者のみなさんへ。それも僕と同じ零細ミニミニ経営者のみなさんへのブログです。

どこまでが零細ミニミニなのかはあまり重要でないけど、まぁ年商1億くらいまでは零細ミニミニという事にしといてください。

経営者のみなさん、経営者だからきっと誰かに手伝ってもらったり(外注さん)働いてもらったり(従業員さん)してると思います。そして支払いとか色々悩むことも多いと思います。

今日言いたいのは、「お給料は精一杯高く払いましょう」です。

「は?何言ってんの?そんな事したら損するじゃん。バカかお前?」と思う経営者は、

「さっさと潰れろアホめ」とお伝えしておきます。

僕は別に良い人でもないし気前も良くないし、ボランティア精神に溢れてる訳でもないし、超絶ホワイト職場を目指してなんかもいません。(キッパリ)

そんな綺麗事ではなく、本当に「精一杯高く払うべき」なんです。ただ単に。

その精一杯が世の相場に比べてどうか?とか、最低賃金プラス幾ら?とか、そんなのを気にして幾らにするとか、そういうのとっととやめた方が良いです。

そういう事してたらロクな人(従業員さん)もロクな業者(外注さん)も来ません。ロクなというか、逆にそういうのを気にする人しか来ません。

あ、ちなみに受け取る側(従業員であったり仕事を受ける側だったり)の人には「お給料は気にせず働きましょう」と言いたいです。で、「割りに合わないと思ったら嫌ならさっさとやめましょう。」です。これはまた機会あったら別に書きますね。

実際問題、資金が潤沢にある、売り上げがどんどん増えて利益がジャバジャバなんて零細ミニミニ経営者はほとんどいないと思います。真っ当にやってればね。

限られた売り上げの中から、なんとか利益を生み出さないといけません。今月たまたま忙しかったからって来月もそうとは限らないし、いつどこでドカンと出費が必要になるかもしれません。

だからお給料や外注費って極力抑えたいっていうのは切実な本音だと思います。「出してあげたいけど出せない」っていう経営者の方が、圧倒的に多いと思います。

そんな事は1000%分かりながらですよ。その上で「精一杯高く払うべき」です。

その精一杯が、最低賃金以下ならもう廃業するしかないでしょうね。最低賃金すれすれとかもうちょい上とかならそれが普通なのかもしれない。時給換算◯千円とかならなかなか良い仕事をしてるんでしょう。払える金額は状況や人によって様々です。

僕が「お給料は精一杯高く払うべき」と言いたいのは事業を厳しくしろとか経営者が損をしろとかそういう話じゃありません。そんな事やりたい人いないでしょう?むしろ経営者っていざやってみたら「え?こんなに割りに合わないの?」ってビックリしません?「いつでも替わったるわオラー」って思ってる人も多いんじゃないです?

そんな中でですよ、そこはちょいと気合を入れて「精一杯高く払いましょう」なんですよ。ぶっちゃけね、

『払うギャラに見合う人しか来ない』

ラジバンダリロックオン柳田

ですよ。だから常に「精一杯高く払う」を心がけてたら「できる人」が来てくれます。そこをケチって「辞めさせないように」なんて愚の骨頂。ロクなことになりません。

辞めるやつは辞めるんだし好きに辞めさせたら良いんです。そんな人に執着するより「働きたい」って思ってくれる人に「精一杯」を返すべき。

そしたら結果的に自分の元には「相応しい」人や業者しか残りません。良くも悪くも。

だから「なんでこんなに人に恵まれないんだ!」とか思ってるなら、他に何も変えなくて良いから、とりあえず「精一杯高いお給料」を払ってみましょう。そしたら流れが変わります。

今ちゃんの「実は・・・」にロックオンが出演

あ、別に「この人来てもらったら困るなぁ」って人に貢げって話じゃないですよ。それはそれをきちんと伝えてその人にも考えてもらうべきだし、合わないなら他の仕事を探した方がその人の為でもあります。(仕事?楽しくないなら今すぐ辞めるべし。良い仕事は楽しくて当たり前ブログ参照

たとえ10円でも20円でも、「精一杯」に余力があるなら払いましょう。「時給上げたら(なんかあった時でも)下げられないし…」っていうなら(これめっちゃある悩みですよね)プラスαを支払いましょう。名目はなんでも良いです。その月その月で渡せるものを渡しましょう。

あ、これもあるあるだけど、「ご飯連れてってやってるのに」とかは意味ないですよ。経営者と一緒に行くご飯は「仕事」だと思ってます。悲しいけど。だって自分もそうでしょ?気を使う得意先と行くご飯て美味しいですか?だからもし「ご飯を奢る」っていう形なら「ご飯代」渡して好きに使ってもらわないと意味ないです。悲しいけどw

とにかくまぁ「お給料は精一杯高く払いましょう」なんですよ。自分にできる最高の環境を用意できたら、その時点での最高の人が来てくれる。そしたらもっと仕事が捗る業績も上がる。

自分にできる最高をケチったら、同じくケチられた人が来る。ただそれだけの事です。

ちなみに僕が今払ってるのは世の相場に比べてどうなんだろ?別に高くはないと思います。でも精一杯出してるので、めちゃくちゃ良い人が来てくれてますよ。ロクでもないのは去っていきます。

半端ない決意で「経営者」になった筈。それをしょうもないケチりで自分でケチつけるような事してたら勿体ないですよ。払えるもんはなるべく払って、もっともっと良い仕事を頼んでもらえるように頑張った方が絶対良い。そんな話でした。

仕事?楽しくないなら今すぐ辞めるべし。良い仕事は楽しくて当たり前
ハッキリ言って仕事は楽しいべきである。 楽しい→張り切っちゃう→頑張っちゃう→成果が上がる→喜ばれる→ギャラが上がる→楽しい これ以外はありえないと思う。 もしこれ以外なら… 楽しくない→テンション劇低→捗ら...

 

この記事を書いた人
阪井信明

『40歳からの人生のはじめかた』を提案する“RE党”(現在党員1名なので党員募集中)の党首。ROOTS FACTORYという家具の秘密結社のビーチパトロール部門長を兼任。最近うっかりMy菜園をゲットした菜園ティストでもある。完全に世界は自分中心に回っているので世界平和を心から願うB型。カップラーメンには必ず菜園の大葉(シソ)をちぎって入れるのがMyブーム。ありがとう。

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