ノーキャップから一方的に島田氏にお題を出し、島田氏の主観で評論するといった形で行われている当コラム。当コラムは一般社会の給料日である25日を更新日にあてておりますが、今月は前倒しの24日(金)になる訳でありいつもより一日早く更新致しました。第八回目のお題は「枕」。島田氏のサグな主観をとくとご堪能ください。

 

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第八回 -枕-

最近、低反発枕を買った。
ある日、枕が何か言いたそうにしてるので耳を傾けてみると、『正直、重いねん。別に、使うな言うてるわけちゃうけど…。』って、愚痴りだした。
枕が決まったところで、今回は枕の話。
幼少の頃からマンション暮らしやったから、隣の住人の枕を交わす際の下品な声が聞こえると、枕をそばだてることが多かった。幸せと苦しみが混在したようなその声は、かなり印象的やった。
週末は必ずと言っていいほど、枕を並べて討死した学生時代。あの頃、楽しかったんかどうかよう分からんけど、少なくとも『楽しいか楽しくないか』を意識することは無かったと思う。色んなもの(こと)に対して今以上に気を使ってたから、意識する暇が無かっただけかもしれへん。でも、あの時期がなかったら今音楽やってないかも。部屋に暖炉のあるその友人宅では、いつも音楽が流れてたから。当然、バンド組んでたし。音楽をやってることで特別な人間でいられるような気がするのは、今も同じ。何か落ち着くねんな、そういう考え方をすると。
ここ一年ほど、枕捜みたいな恋愛をしてる。狸寝入りかも、と思うこともあるけど、それがまたよかったりもする。

第七回 -スポットライト-

僕が初めてスポットライトを浴びたのは、幼稚園での演劇で主人公のラッコ役に選ばれた時です。小さい頃は可愛らしかったんで、それも手伝ったんでしょう(笑)。今は小豆洗いみたいですけど(笑)。
小1の頃に『ねつ』っていうタイトルで作文を書いたんです。一行目の文章を台詞にすることで個性を出そうとしてたんですけど、その作文の出だしを『おかあさん、たいくつ。』ってしたら即入賞。某有名雑誌に掲載され、また注目を浴びることに。
注目を浴びるのは嬉しいです。でもスポットライトを浴びる人達は、注目されるが故の苦労も成長するに従って知るようになります。みんなが『スランプ』って呼んでるモノです。
スランプ状態で演奏するのもなかなかいいもんですけど、それを厭がる人多いですよね。
先入観タプーリの人達に光あれ(笑)!!

第六回 -ラップ-

中学生の頃に、伯父がカセットテープをくれました。それが、ラップとの出会いでした。最初はいいとも悪いとも思わず、聞き流す感じで。
高校に進学して最初に出来た友達がラップの話が出来る奴で、ある日飲んだ勢いでフリースタイル開始。いつの間にか、ラップし始めてました。最近、別々の引き出しに終ってた『歌』と『ラップ』を、一つの引き出しに纏めました。

第五回 -アイドル VS 女優-

今回のテーマは『アイドルVS女優』。ノーキャップの奴、相変わらず難しいテーマを…。
僕、昔からアイドルには興味無いんです。
というわけでこの勝負、女優の勝ちぃ〜(早!!)!!
だって、好きなアイドル聞かれても答えれないですからね。一部の人がアイドルや言うてる大塚 愛さんも、僕の中ではアーティストですから。あの人のライブパフォーマンスは、どう見てもアングラです。だから、かっこいい。『さくらんぼ』は名曲ですわ。曲はメジャー、ライブパフォーマンスはアングラ。
すごい。
えぇ〜っと、すいません。テーマは、アイドルVS『女優』でしたね(笑)。
好きな女優は、菅野 美穂さんです。『心の病人』を演じさせれば、右に出る者はいないと思います。リアルもええとこです。『幸福の王子』は夢中で観てました。
野際 陽子さんも素晴らしい演技をされます。毎回、別人に見えますもん。
語りだしたらキリが無いので、オーバーナウ!!

第四回 -スピーカー-

物心ついた頃、父親が運転する車のスピーカーからは、演歌と70年代の歌謡曲が流れてた。当時は無意識に聴いてた、この二つのジャンル。まさか、こんなに長い付き合いになろうとは。
小学校低学年の頃の神戸の自宅の台所のスピーカーからは、ヒーローものの主題歌が流れてた。ゴーグルファイブとギャバンが特に好きで、毎週夢中で観てた。弟と一緒に、段ボールとかアルミホイルで武器を作ったりしたのを、よく覚えてる。
中学生の頃のスピーカーからは、ニューミュージックが流れてた。特にチャゲアスが大好きで、『ガラスケースに並ばないように』っていう歌詞がすごくいい。中2の頃に、海外のHIP-HOPが少しだけ流れたけど。
高校生の頃のスピーカーからは、色んな曲が流れてた。グランジのサウンドガーデン、メタルのメガデス、ストレートエッジのシック・オブ・イット・オール、HIP-HOPのダスエフェクス、メロコアのオフスプリング、J-RAPのシャカゾンビ、書ききられへん。あの頃は、ようライブ見に行ってたなあ。懐かしい。
高校卒業後のスピーカーからは、自分の曲が流れてる。
本格的に、音楽を始めたから。
このスピーカーは、悪いけど一番気に入ってる。

第三回 -非常口-

非常口の外は落ち着く。

基本的に『居場所』が無いような気がする。蒲団の中は落ち着くけど、いつか出なあかんし。

ビルの中で何かが起きて非常口の外に出ると、そこは『居場所』になる。だから、誰にも迷惑がかかれへんねやったら、ビルの中でトラブルが起きるように仕向ければ僕には『居場所』が出来る。でも、誰にも迷惑がかかれへんトラブルっていうものを僕は知らん。だから、僕には『居場所』が無い。

家を出なくていい日には、雨が降っていてほしいっていう感覚に似てる。

『非常』口であるが故に需要があるっていうのも、悲しい話やなあ。

第二回 -携帯電話-

僕が携帯を持ち始めたのは、一年半ほど続いた自律神経失調症が治った21才の頃。父親が僕の名義で買ってきてくれた。出遅れたな。早くみんなに追い着きたいな。そんな事を考えながら、夢中で触った。だから、自分なりの使い方が出来るようになるまで、そう時間はかからんかった。サイレントでバイブ。ボタン確認音オフ。外出時には、ズボンの左後ろポケットに入れる。椅子に座る時は、左前ポケットに。

通話をした記憶があんまり無いけど、気付いたら「メール>通話」になってた。安いし、すれ違いが無いし。僕に合ってる。特に、深夜に電気を消していつでも寝れる状態でするメールは楽しい。物凄くエスカレートする。大胆な発言(言うわけではないけど)も多くなる。お互いに。そのせいで僕は、物凄く成功したり、物凄く失敗したりしてる(今も)。メールがきっかけで相手と会うことになった時とか、嬉しくなる。ほとんど文字でしかやりとりしてない相手と、直接会った時のあの感じ。意外とお互いはしゃいでなくて、妙に落ち着いてるあの感じ。

携帯端末は、幸せと不幸のサイクルを小刻みにした。

第一回 -テレビ-

「俺、テレビっ子やねん。」って言ってるわりには、テレビについて書こうとすると筆が止まる。
深夜のザーっていう雑音を聞くと、子供の頃に家族四人で並んで蒲団で寝てたことを思い出すし、録画して保存してある某有名アニメを見ると、二十歳の頃に自律神経失調症で寝たきりになってたことを思い出す。テレビはこっちの都合でつけたり消したり出来る。淋しい時にはON。邪魔な時にはOFF。そこが人間とは違う。そんな奴おったらええのに。でも、そんな奴おったら気持ち悪い。「好きな異性のタイプは?」って聞かれると、「沈黙が苦にならない人」って答える。だから、「好きなテレビの状態は?」って聞かれたら、「無音でついてる状態」って答えようと思ってる。